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2007年09月23日

無駄な知識力でどの程度のメルティが巷に残っているかを解析してみる。

(数値計算は大きく主観を伴っていますので、およそ正確な数値とは言えません。ネタだと思って、大らかな気持ちで読んで頂ければ幸いです。)



新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞメルティをよろしくお願い致します。

さて、昨年の末までにご協力頂いたアンケートですが、集計の結果が出ました。

なんと総投票数は95票。こんなにたくさんの方々に参加して頂けたことは、サイト運営者としては非常にありがたいことこの上ありません。

集計結果ですが、以下のようになりました。左が集計結果、右がそのグラフになります。




まだ大切に保管してあります。

53票

中古CDショップに売り払いました。

12票

友人、知人にあげてしまいました。

2票

ファンをあがると同時に思い切って捨てました。

5票

私はレンタルで聴きました。

23票



巷に出回ったはずのメルティは約88万枚。

そのうち、当時10~20代だった人の手に渡った割合はおよそ8割程度、と考えていいでしょう。

これは当時のビジュアル系のファン層や、世間の目を考慮した値です。

だって、30過ぎのオッサンがIZAM見て惚れ込んでCD買ったなんてあまり想像したくないでしょ?

というわけで、この数値を適用させて頂きます。

そして、今回のアンケートの集計にあたり、おそらくこのサイトを閲覧して頂いた方々は

多かれ少なかれ、ビジュアル系の音楽に興味を持たれた方々でしょう。

そして、インターネットから抵抗なく情報を引き出せる世代であることは間違いないでしょう。

その世代としては、当時ビジュアル好きだった人たちとほぼ重なることと思われます。

ここでのシンクロ率は80%と指定させて頂きます。

すると、このサイトのアンケートは当時SHAZNA好きだった人の6割強の意見を表していると考えられます。

このアンケートの信頼性は64%(0.8×0.8×100)と高い値を示していることがわかります。

つまり、このアンケートは世間の意見を6割以上反映した意見だと言えるわけです。



次に情報量の割合を考えてみましょう。

当時世間に流通したMelty Loveの枚数は88万枚と言われています。

そのうち、レンタルショップに流通した枚数は全体の2割程度と考えます。

つまり、全体のうちの17万枚程度がレンタルショップに流れていると言えます。

オリコン調べでは、およそ70万枚のセールス。大手レンタルショップへの入荷は
おそらくオリコン調べの枚数に計上されないでしょうから、およそ信頼できる値と言えましょう。

そこで、我が家にあるメルティのうち、レンタル落ちしているものはいくつあるか調べてみました。

その結果、14枚がレンタル落ちでした。14/144ということで、およそ1割。

本来2割弱ないといけないはずなのに、1割しか残っていない。ということは
廃棄されたメルティの割合をx%と置くと

(実際のレンタル落ち割合)/(実際のメルティ流通割合=100%扱い)×100=20(%)
とならなければいけないわけですから

(x+10)/(100+x)×100=20

この方程式を解いてみると、x=12.5となります。

つまり、私が持っているCDが世間全体の割合を表す程のデータであるとするならば(実際には144/70万となるので、1%の基準も満たさないけど)
すでに12.5%のレンタル落ちCDは廃棄処分されてしまっている、という計算になります。

88万×0.125=11万枚

すでに11万枚が失われています。

さて、もう一つ考慮にいれなければいけないポイントがあります。

「ファンを上がったと同時に捨てた」方々。

5/95を占めています。割合にして5%。

どちらかというと、メルティに興味を強く示している方々は、今もビジュアルファンを上がって居ない人が7:3程度の割合で存在すると考えられます。

そこで、この意見は少ない3割のなかで、5%を表していると考えられます。

そう考えると、この割合より実際はもっと多い方が「ファンを上がって捨てた」ことになると考えられます。

そうすると、ファンを上がって捨てた人は、実際の8%程度と考えてよろしいかと思います。

CDを買うファンはCD売り上げのおよそ7割程度と考えます。

すると、


70万×0.7=49万


49万枚のうちの8%は廃棄処分。


49万×0.08=3万9200
4万枚近くが捨てられてしまったことになります。

もうこの段階で15万枚が死亡。

さて、残った枚数は73万枚。

アンケートの結果から考慮すると、アンケート全体のうち、今でもビジュアル好き、IZAM好きな人7割を含んだ意見として、

56%の方が「まだ大切に保管」していると答えられています。

すると、全体の割合としては、まだ世間の4割程度の人が、「IZAMお蔵入り状態」を保持しているわけです。

すると、現時点でリサイクルショップに流れていないIZAMは

70万×0.4=28万。

まだ、延べ28万人の方が大切に保管されているのですね。総人口の2%程度ですよ。感動しました。

道を歩いていて、50人に1人はまだIZAMが家に眠っている方。素晴らしい。

とはいえ、私にとって集められるメルティではないということですので、ここでもこの枚数は考慮から外します。

ということで、世間のショップには現時点で45万枚のメルティが流通しているはず、と考えられます。

しかし、関東圏内のCDショップの現状を見てみるに、現時点で8cmCDを流通しているCDショップは皆無です。

大手リサイクルショップでも、8cmCDは買い取り拒否状態。半分程度はさらにその他のリサイクルショップに流れたとしても、
流通されていたはずの8割は廃棄処分となったと考えて差し支えないでしょう。

すると、36万枚程度はここでも処分。

結果的に、51万枚廃棄、28万枚非流通。

79万枚のメルティは私が入手できない商品、と考えられます。

すると、世間に流通しているはずの浮動メルティは現時点で9万枚。

なるほどなるほど。ざっと計算しても、まだまだ世間にメルティは溢れているはず、ということですね。

これなら、後々1000枚、5000枚、10000枚を目指すことも十分に可能、と言えるのではないでしょうか。

メルティ蒐集計画の目指す先には、明るい未来が開かれていると言えるのかもしれません。

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