L250S ミラ エンジンオイル漏れ修理

本日はダイハツ ミラ L205Sのエンジンオイル漏れの修理です。
エンジン上部がオイルでベトベトになって、地面に滴るほどでした。
発火の可能性も十分にありましたので大変危険です。

ということで、まずエンジンの洗浄。
専用の洗剤を吹き付けてスチームで洗い流します。

20141003_113507


洗浄して乾燥したら、作業の邪魔になるものを外していきます。
エアクリーナーボックス、イグニッションコイル・インジェクターのカプラーを外すと
タペットカバーを抜き取る経路が確保できます。
タペットカバーのねじ8本(うち1本横から)を外して

20141003_112827


とれました。
ちょっとオイル交換サボり気味の色してますね。
エンジン側パッキンの当たり面になるところをきれいに清掃します。
アールになってるところに液体ガスケットが少し盛ってあったので
先例に倣って同じように盛り付けておきます。

20141003_112839


カバー側もきれいに洗浄。
新しいパッキンをはめてエンジンに取り付けして完了です。

20141003_113243


エアクリーナーボックスを組み戻す際に
ブローバイホースが割れているのを発見してしまったのでこちらも交換。
ここのホース本当によく割れてます・・・。

L950S ダイハツ MAX オイル漏れ修理

MAXに限らず、EF系エンジン搭載車は決まってオイル漏れする箇所があります。
それはオイルフィルターを取り付ける台座のようなものがあるのですが、
エンジンブロックとそこの接合面のOリングが劣化してオイルが漏れてきます。

オイルフィルターを外して、VVTにつながるオイル供給パイプを外して、さあブラケットを外そう
・・・と思ったら右側のネジがいやーな位置についてます。

20140916_165236


そう、エキマニが邪魔してボックスなんか入りません。
かといって真っ直ぐなメガネレンチなんかもちょっと無理そう。
で、写真の通りちょっと変わったメガネレンチ(ハーフムーンレンチっていうらしい)を使います。
しかしこれでは力がかけられずに緩みません。
で、なんとかならんかなーと思ってこんなものを用意。

20140916_165940


長めの14mmのボルトに14mmのダブルナットかませて

20140916_165917


こんなかんじでパキッと。

20140916_170541


無事とれました。

20140916_170917


外したOリングと新品の比較。
新品はゴムらしく弾力性がありますが、古いほうは外すときに割れちゃいました。
ゴムというよりはプラスチック的な硬さ。
そりゃオイル漏れますよね。
ちなみにエンジン側に小さいOリングがもう一個付いてますが同様。

ブラケット取り付け面をきれいにして、新品を取りつけて組み戻して終了。
バンパー脱着含めて小一時間でした。