ゼロクラウンのセルモーター交換です。
スタートスイッチを押しても無反応
JAFを呼んでバッテリー交換してもらったそうですが直らずと言うことで入庫。
少しやりづらい位置に付いていたのでメモ代わりに書いておきます。
取付位置はエンジンの左側
ボルト二本で固定されており、上側は緩めにくいので長いエクステンションが必要
短いと振り幅が取れないので緩められない
今回は少し年季の入った100系ハイエースが頻繁にエンストするということで入庫です。
ディーゼルなので、ほとんどの場合が
エンストする=燃料が噴射されていないということになります。
まず疑うのは燃料ポンプが働いてないということですが
約10万キロ走行で、燃料ポンプは2万キロ程度前に交換したということらしい上に
エンストしてもすぐまたエンジンがかかるので可能性としては低い。
で、色々調べてみるとどうもこの車種、ECUに問題があるらしく
燃料噴射信号がたまにでなくなるみたいでエンストするようです。
しかも平成一桁の車なので新品のECUの供給が無く
中古の見積りを取ったところ45000円!というえらく足元を見られた価格。
まあ直らなかったら買うとして、ダメ元でバラしてみましょう。
ということでバラした写真がこちら。
ちなみにこの車のECUはちょっと変わったところに付いていて少し探すのに手間取りました。
助手席シートベルト収納部のあたりのピラーにくっついています。
パッと見た感じ何ともなさそうですが
小さい基盤を持ち上げてよく見てみると・・・。
写真中央右側の黒っぽい電解コンデンサが液漏れしてますね。
多分こいつが原因でしょう。
さすがに自動車部品商に電解コンデンサ注文しても持ってきてくれないので
翌日大須電気街までひとっ走りして買いに行きました。
とりあえず交換後問題は起きてないようです。
今回はNCP50プロボックスのブレーキキャリパーOHをします。
車検で入庫しましたが、リフトアップして点検したところ異様にフロントタイヤの回転が重い。
とりあえず分解しましょう。
キャリパーをブラケットから取り外して、ホースが繋がっていた穴から
エアガンで空気を送り込んでスッポンと抜きます。
結構すごい勢いで出てくるので布等をかませないとピストンが壊れるので注意。
抜けました。
思ったほどサビてないですがやっぱり汚れてますね。
ブレーキクリーナーで洗浄した後、600番くらいのペーパーできれいに磨きます。
きれいになりました。
キャリパー本体も洗浄後、ペーパーで磨きます。
細かい溝の汚れが落としにくいので、先曲りのドライバー等で傷つけないようにサビを落とします。
スライドピンもやっぱり汚れてます。
ここも錆びると動きの悪くなる原因となりますので
スライドピンと、ピンの刺さる穴をきれいに洗浄します。
洗浄したところ。
特定の部分だけ削れているのがわかるでしょうか?
あとは組み付け用のシリコングリスを各部に塗りながら組み付けます。
試走してタイヤの回転が重くないことを確認して終了です。
だいたい作業時間1時間くらいでした。
ウインカーとハザードが全く出なくなっちゃったタウンエースのお客様がご来店。
電球がすべて同時に切れることはまずないので
たぶんリレーかな?とアタリをつけてみる。
外して単体テストをするとやはり動かない。
新品を注文して交換しようとしたら・・・
あれ?なんか形違うんですけど?
部品屋さん間違えてねー??
って問い合わせたけどやっぱり検索するとこれがマッチングする模様。
リレーがささってたソケットをよく見てみる。
ハンドルの裏側くらいの位置なのですごく見づらい。
そのままじゃどうやっても刺さらんのは明らかな形状。
横からの図。
よーく見るとソケットが白黒で分離しそう。
ラジオペンチ×2でなんとか掴んで根気よくグリグリしてたら取れました。
こんな感じに刺さってたようです。
白いソケットとリレーの間に黒いアダプターが入ってサンドイッチ状態になってたんですね。
たかがこれだけのことなのに、品番違うだのこれしか検索で引っかからないだので確認とるのに1時間近くかかりました・・・。
作業時間は約20分程度でした~。
縁石に乗り上げたとたんにパンクしちゃった・・・
というお客様が来店。
乗り上げてすぐにパンクするということは、まあ、多分ダメだろうなあ
と思ってじっくり見てみると
ありました。
やはりサイドウォールが切れちゃってます。
基本的に地面と触れる部分(接地面)以外のパンクは修理不可能です。
無理矢理パッチなんかを貼りつければ空気は抜けないんでしょうが
バーストの原因になったり、強度的にどうかという問題もありますので
タイヤ一本をまるまる交換という形になります。
今回は新しいタイヤでしたので、一本だけ同一銘柄の新品タイヤと交換して終了となりました。
あまりにも古いタイヤの場合、同じ銘柄が販売してない場合もありますので
その場合は前か後の2本ずつをセットで交換することをお勧めしています。
本日は20系プリウスのダッシュボードパネルを交換。
なんと盗難にあってしまったものの、無事戻ってきた車で
盗まれてる間に色々無茶されたらしく、内装が傷だらけになってしまったので保険で修理することに。
で、ちゃちゃっと外します。
この車はほとんどネジ止めされていないので、端のエアコン吹き出し口から順に
手前方向にポコポコ外していけばご覧のとおり。
グローブボックスとモニター部分に数本ネジがある程度です。
ただし、エアバッグ部分の奥側のツメが破壊せずには外せないと判断し、カッターで切って外しました。
うまく切らずに外す方法があるのだろうか?わからん。
他の車種だとエアバッグユニットごとごっそり取り外す構造になってるのにコイツはどう見ても無理。
ユニットを真上からネジ止めすんなと。
あとは新品のパネルへメーター類を付け替えて、車体へ組み戻して終了。
問題のエアバッグのツメのところは叩けば普通にはまる。
そういや白い吸音材が新品に付いてなかったなー。はがしてテープで貼り付けて再利用しました。